大好きな町、勝本で醸すクラフトビール
私が生まれ育った町「勝本町」、その中でも港沿いは「勝本浦」と呼ばれ漁業の盛んな港町です。
高校まで島内の学校に通い、大学からは8年間は東京で過ごし、2000年 25歳の時に島に戻ってきました。
その時から「いつかは勝本で、勝本浦の商店街を盛り上げるようなことをしたいな~」と漠然と考えていました。
良くも悪くも昔ながらの風情の残っている勝本浦。大型のスーパーもなければ航路になる港や空港もありません。そのため昔ながらの商店が地元の買い物需要を支えるために残っているんです。
そんな昔ながらの商店街を活性化させたい!
それがまさかビールをつくることになるなんて(笑)
「離島でのビールづくり」にかける思い
ISLAND BREWERYのロゴは、イカを集めるために使われる漁船の放電灯をモチーフにしています。漁師町である壱岐・勝本浦では、シーズンになると多くの漁船の放電灯により海が明るく照らされます。
しかし、年々島の人口は減少し、港に停泊する船の数も一時に比べると半分ほどになってしまいました。
「そんな町を、明るく照らす存在になりたい。」
ロゴには、そんな思いが込められています。
“壱岐らしい”ビールをつくる
美しい海と豊かな大地を有する壱岐は、ウニやイカ、壱岐牛、地野菜といった美食の宝庫です。
おいしい食べ物があるところには、おいしいお酒がある。
麦焼酎発祥の地だけに焼酎蔵が7社、数十年ぶりに復活した日本酒蔵が1社と酒造業が盛んな地に、クラフトビールが加われば、もっと楽しく、もっと面白くなるはず。
造りたいのは、なにより“壱岐らしさ”を大切にしたビール。
新鮮な魚介や幻の和牛といわれる壱岐牛に合う味わいを追求したり、特産品や麦焼酎に使う材料を取り入れたり。
町や島の人々に愛されるビールを目指してビール造りに取り組んでいます。
観光で壱岐を訪れる方は、ぜひ足をお運びください。
ISLAND BREWERYのタップルームでは、年中無休で美味しいビールをご用意しております。
人気の観光スポットとなっている辰の島へ、ビールを持っていって飲むのもおすすめです。