COLUMN

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 仕込み
  4. ビールをつくりたくて壱岐島に移住したブルワーが初めて仕込んだビール「RAUCH」に込めた思い
island breweryのブルワー保田が壱岐に移住した理由

ビールをつくりたくて壱岐島に移住したブルワーが初めて仕込んだビール「RAUCH」に込めた思い

2022年6月に発売となった期間限定商品「RAUCH(ラオホ)」は、昨年大阪から壱岐島へ単身移住したブルワー、保田祐加(ゆかちゃん/31歳)が初めて一からレシピをつくり仕込んだビールになります。

ブルワーになりたくて見知らぬ島に移住し働くゆかちゃんに、今回のRAUCHの仕込みについてや、壱岐での仕事と暮らしについて聞いてみました!


Q. どうして壱岐に移住することに?

ブルワーになりたかったからです。自分が好きなこと、興味を持ってることを仕事にするため、住む場所にはこだわっていませんでした。ISLAND BREWERYの面接に受かってからは、「島暮らしも人生に1回くらいあってもいいやろー」といった軽い気持ちで移住しました。笑

Q. なぜブルワーになろうと?

以前からビールが大好きで(アルコールは何でも好きですが笑)旅行のついでに色んなブルワリーを巡っていました。

夫が大阪市内でビアバーを立ち上げることになり、どうやってビールがつくられているのか知ろうと思い、醸造の研修に行きました。そこで、「どうやったらビールが美味しくなるのか試行錯誤をしながら製造をする」ということがとても楽しいことだとわかり、「自分でもビールをつくりたい!」と思ったのが始まりです。

ISLAND BREWERYのブルワー保田が壱岐に移住した理由

Q. 今回、初仕込みのビールをRAUCHに決めた理由は?

せっかくISLAND BREWERYで働いているからには、ブランドのコンセプトである”魚に合うビール”を私なりに考えようと思いました。

ラオホというスタイルは、国内のクラフトビール業界でも定番でつくっているところは数社しかなく、割とコアなビアスタイルかと思っています。その分好き嫌いも別れますが、燻製香のするビールであれば、初めて飲む人に面白いと思ってもらえて、クラフトビールにも興味をもってもらえるかな?と考えたんです。

煮魚にも刺身にも、そして今が旬のウニをも引き立てるには、「どれくらいの燻製香にしたらいいか」や、「モルトの微妙な配分とそれに合わせるホップを何にしようか」と練りに練って、これだ!と思ったのがラオホでした。ギリギリまでもう一案のAlt(アルト)というスタイルと迷っていましたが…

壱岐のクラフトビールISLAND BREWERYのラオホ
壱岐のクラフトビールISLAND BREWERYのラオホ
RAUCHは燻製麦芽を使用しスモーキーに仕上げた黒ビール。

Q. ISLAND BREWERYで働いてみてどう?

自由に仕事ができるという意味では申し分ないと思います。ISLAND BREWERYに入社して2ヶ月後くらいには、もう1人で仕込みをさせてもらっていましたし、明日は忙しくなりそうだから今日のうちにここまで終わらせておこうとか、割と自分でスケジュール調整することが大事になってきます。もちろんビール次第なところもありますが。

Q. 壱岐に移住して感じることは?

新鮮な魚介類が取り上げられがちですが、壱岐牛というブランド牛も美味しいですし、野菜、お米などは無農薬のものなども多く、「美味しい」が詰まった島です。暮らしも、ISLAND BREWERYがある勝本浦は、人気観光地の「辰の島」や「壱岐イルカパーク&リゾート」が近くてとても良いところです。

ただ、私はお酒を飲むのが好きで、色んなお店を開拓するのが好きなので、壱岐ではあまり新しいお店に出会わないというのが辛いところでもあります。福岡まで船で1時間なので、行けば色々とありますが、行き帰りの時間が船のダイヤに縛られてしまうのが割とネックになっています。魚は安くで買えますけど、物価自体は安いわけではないし、イメージしていたほど贅沢な暮らしはできないなと感じています。

Q.今後の展望を教えてください!

せっかくつくるなら美味しいものをつくりたいですね!名前を売りたいわけではないけど、「ゆかちゃんがつくったビール、どれ飲んでも美味しい!」「また飲みにくるよ!」って言われるものを安定してつくり続けたいです。

あとは、クラフトビールって高いってイメージを持たれがちですが、様々なスタイルがあって料理とのペアリングもできる面白いお酒だと思っています。クラフトビールを飲んだことがない方もまだまだいらっしゃると思うので、そういう方たちにもその面白さを伝えたいです。日常の中でのちょっとした贅沢として、たとえば、「今日は仕事がんばったし、クラフトビールでも飲もうかな?!」みたいな感じで飲んでもらえるようになればと思っています。

大きな視点で考えると、海外では色んなマイクロブルワリーが切磋琢磨しあって盛り上げていたり、色んな人たちが参入したりと、とても面白いので、いつか日本もそんな社会になればいいなと思っています。まずはそのために、自分がつくれる最高のビールをつくって飲み手を増やして貢献していきたいです!

island breweryのブルワー保田が壱岐に移住した理由

ISLAND BREWERYではブルワーを募集しています!

昨年9月に壱岐島に移住し、ブルワーとして働くゆかちゃんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?熱い思いでクラフトビール業界を盛り上げようと、日々経験を積むゆかちゃんに乞うご期待!

弊社は人口25,000人の離島のブルワリーなので、ゆかちゃんのように移住してはたらいてくれる方がいて本当に助かっています。もちろん島内在住の方でもISLAND BREWERYではブルワーに限らず様々職種を募集していますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください!

関連記事

island brewery 壱岐 ショップ 通販サイト