シーズナルビール「BELGIAN WHITE」の歴史
ISLAND BREWERYの新しいシーズナルクラフトビール「BELGIAN WHITE」。
ベルギーのヒューガルデン村で古くから造られている伝統的なビールです。
しかし1840年頃にチェコでピルスターが誕生し、ピルスターブームが起きました。
(ピルスナーは世界中で最も広く普及しているビアスタイル。日本ではほぼピルスナーが流通しています。)
それを機にヒューガルデン村のホワイトビールは衰退していき、1950年頃には無くなってしまいます。。。
ホワイトビールが無くなった後、昔のビールを惜しむ声が上がるように。
そんな中、立ち上がったのはピエール・セヌスという人物です。
次々と醸造所が消えていく中、最後に閉鎖したトムソン醸造所を買い取りました。
そんな彼が、かつての小麦を使ったホワイトビールを復活させたんです。
そのビールは村の名前をとって「ヒューガルデン・ホワイト」と名付けられ、ヒューガルデン村にはビールを求めて多くの多くの人々が訪ねるようになったそうです。
現在は、ベルギーだけでなくアメリカや日本でも造られている人気ビール。
飲みやすいビールなので、クラフトビール初心者の方にもオススメのビールになっています。